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動物たちカムイは、人間に狩られることで、本体である魂と衣裳である肉体とが分離され、毛皮や肉は人間へのプレゼントとなります。人間たちは祈りと供物を捧げカムイの神の国に送ります。(あとがき一部抜粋)
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たらいまーー!
注)以下久々の超長文ですw
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女子旅3日間を含む
北海道8日間の旅 満喫してきてきました♡
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2017屋久島花山ソロ縦走で
24時間 誰一人逢わない
猿と鹿にしか逢わないと言う貴重な体験で
人生観とおかねの価値観が変わり
将来を不安に生きるより、
貯金尽きるまで今を楽しもうと
今の私に至るのだけれど
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今回の旅も、たくさんのことを得ました。
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木々の生え方、育ち方。
ヒグマや動物達の神秘的な妊娠メカニズム。
絶滅しかけたタンチョウ鶴を増やそうと生涯をかけた人。
羽毛のマジックテープのような素晴らしさ。
北海道の冬の厳しさ。
流氷が激減していること。温暖化。
国の予算1/3が与えられた開拓団による日本初のビール。最初はかけ蕎麦20杯の値段だったとか?
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面白い学びが
節約すると貧乏なると言うけれど
ケチったちょーど2000円、損をした 笑
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なんやねーん(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
と自分のオチに嘆きながら
紹介して貰った民宿の部屋にやっと入ったら
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ふと目をやった机に置いてた一冊の絵本。
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「ふんだりけったりクマ神さま」
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まさに私の心境どおりのタイトル。
なんやねーん🤣 と読んで ハッとする。
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何度も何度も読み直して
これは子供向けのただの絵本じゃない、と。
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どうやらアイヌのおはなし。
言葉がなく口承文化のアイヌの昔話。
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クマの神さまがイタズラされてプンプンしていたけど、全部自分が悪いと怒られるユーモラスな話で、人形劇で最初に上演されたお話なのだとか。
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アイヌの人々では
動物、食べ物だけでなく
生活に使う道具にも全て魂が宿るとされ、
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私が着ていたダウンジャケットすら
鳥達の羽であって。
セーターは羊毛で誰かが紡いだもので。
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山に入る人や災害で大変な思いした人は気づいてると思うけど
普通に水が飲めて火が使えて
モノに溢れた今の時代は
そんなことの
あたりまえの恩恵にすら気づきにくい。
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毛皮反対、ダウン反対ら自然保護っても
地球上に
何かしらのサイクルがあるのであって
反対してもアナタ肉も野菜も食べるじゃんってね。
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先人達が築き上げてきたもの。
だから今がある。
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1月は種子島行く前日に地震、屋久島旅行中に隣島、口永良部島で噴火。
そして今回は札幌で地震。
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姉ちゃんには、野生の勘テキに
アンタはいつも無事に避けるよね、
と言われたけど
無事だからこそ考えてしまう。
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私の直接の知り合いじゃないけど、
かの有名な女性トレイルランナーの方が
そして大江戸スイーパーの方が
つい先日、命を落とされました。
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ご家庭やお子さんもいる人たち。
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人生ってなんだろうね。
幸せってなんだろうね。と。
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この2年、わかったこと。
時間と命と死は平等。
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でも死に方は選べない。
ひどい言い方だけど事実。
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じゃぁなんで生きてるのか?
生かされてるのか?
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空気を吸うだけでおかねがかかる。
イヤってほど思い知らされてます。
働かないと生きていけないこの人間社会。
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本来は動物はなんのために生まれるのだろう、と。
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ないない言うのは時間。
ないと恐れるのはおかね。
失ってから気づくのは健康。
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でも明日も10年後も100年後もわからない。
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朝ドラで 日清チキンラーメンと 子供服のファミリアが、ちょうど同時期、戦争中、戦後の話だけど、
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2019
今の日本はホントに裕福で
こんな四季のある日本に産まれたことは
ラッキーだと思う。
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なのに
おかねない時間ない休めない
ないない病だった私。
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私が尊敬するライト兄弟が飛行機で
空を飛べたのもまだ100年前。
日本で民間飛行機が飛んだのもまだ50年ほど前。
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地球で100年かけて上昇した気温が
たったこの数年で上昇している。
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それでも私はそんなことも目もくれずに
目先のことに泣いて怒って
自分のことに精一杯に生きてきた。
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だからこそ旅が自由にできる今は幸せ。
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本当は時間もおかねもあったのにね。
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美しい自然と 動物と
人間が作った建造物と
美味しいものたちを堪能する。
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明日からどう生きるかわからないけど
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とりあえず花火が見たくて
阿寒湖まで初の雪道ドライブで
スリリングな峠越えして
阿寒湖でアイヌの絵本に出会って良かった。
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これからは最強の無職が手に入れた
お気に入りの高級ダウンジャケットの
鳥たちの暖かさを
改めて味わって生きよう。
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いつかダウンジャケットで
空が飛べる日が来るかもしれないと
夢見て生きるのも楽しいよね 笑
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とりとめのない話を
最後まで読んでくれた人
ありがとうございました♡
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